秋田・岩手 快晴の焼石岳1547m・栗駒山1626mを行くジジババ登山隊
7月8日~10日 参加者9名
以前から夏山登山に塩見岳を計画していましたが、天候の関係で急遽東北の山に変更。好天そして展望に恵まれた二泊三日の山行が出来ました。
車二台9名で移動。初日は6時常磐道「守谷SA」集合。途中アジサイで有名な二本松の「高林寺」を見学。水沢手前の「奥州スマートIC」で下り、奥羽本線「湯沢」寄りの東成瀬「やまゆり温泉ホテルブラン」に午後4時到着。美肌効果満点(Ph 9.8)のツルツル(と言うよりヌルヌル)温泉につかり、豪華な夕食を摂り早めの就寝。
翌日は「焼石岳」西側の「東成瀬三合目」へ車で移動。予約していたジャンボタクシーに乗り換え、東側の「中沼登山口」へ一時間程かけて移動。
この時期、花は初夏から盛夏への端境期との話を現場で聞いた。驚く程雪解け水が豊富で、高度を上げても水音が絶えず、至るところに咲き終わった水芭蕉が見られた。雪渓が各所に見え、積雪の多さを物語っていた。
さー、 天気は快晴だ!中沼登山口を出発です。
中沼に到着です。水分補給で休憩です。
歩き始めて1時間30分、雪渓を渡る。ツボ足で問題なし!
シラネアオイの花が咲いていた。
目指す山頂。快晴の空が眩しいね!
姥石平に到着山頂はもうわずか。 ガンバレ!!
東北の山に囲まれて癒される一時
12:00山頂に到着。 後ろに雪渓の衣を纏った鳥海山が見える!
焼石岳山頂に立つと、岩手県側は見事な雲海、秋田県側は雲ひとつ無い好展望。北は雲海に浮かぶ岩手山・八幡平、西には残雪多き鳥海山が他の山々を圧して君臨している。重畳たる山並みが続くが、残念ながら山名の知識が無い。
下山道には「みやまきんばい」の群生地があり、一行足止めしてしばし心の洗濯をした。
増水時通行不能となる胆沢川の中を歩き、16時無事駐車場着、8時間の旅が終わった。
温泉と冷たいのが待ちどうしい。
7月9日 栗駒山登山
翌々日は「栗駒山」。ホテルから車で30分位の「須川高原温泉」から登る。現在「須川登山道」は、昭和湖周辺の火山性ガスが高濃度のため危険区域として通行止め。よって東周り「産沼」経由の道を行く。
am8:50、須川温泉口より登り始める。眼下に温泉小屋を眺めて帰路に汗を流す予定。
遊歩道からスタート
歩き始めるとすぐに湿原に出る。
天気も快方に向かい今日も登山日和だ
ウラジロヨウラクが咲いていた。他にも沢山の花が咲いていて花の良い時期に登れたことに感謝!
三途の川を通過、所々に温泉の蒸気が噴出しているのでその名前が付けられているのか?
鳥海山が綺麗に見える。ここまで見えるのは珍しいとの事です。
昨日登った焼石岳が雲海に浮かんでいます。
am11:30栗駒山、山頂到着 天気快晴 ヤッタネ!
登山道の草刈りがいまいちで、山頂近くは藪こぎで気が滅入った。山頂は一点の雲もない快晴。岩手県側の雲海は昨日と同じだが、秋田・山形県側の展望はすばらしく、鳥海山は昨日よりもはっきり、そして月山も見えた。
飽きることの無い眺望に、しばらく留まりたい気持ちになった。
下山は同じ道を下る。休憩を入れ往復6時間。下山後は登山口にある「須川高原温泉」の露天に浸かる。強酸性(Ph 2.2)の硫黄臭の強いプールのような広い浴槽。しばし体を休め岐路につく。途中食事や買い物をし、運転を交代しながら8時間の長旅を終了
by 井上、 toshi