北海道 駒ケ岳 大千軒岳
2017年6月10日~13日
北海道新幹線で「駒ヶ岳」「大千軒岳」に登ってきました。参加者は幸治さん、朝子さん、嶋ちゃん、菊ちゃん、ちーこの5人です。
駒ケ岳を望む
6月11日(日)駒ヶ岳
標高480mの6合目駐車場から8時40分にスタート。
カラマツの新緑が眩しい。
登山道入り口
7合目、8合目、9合目と歩き9時48分に馬の背に着く。剣ヶ峰には登山道がくっきりと見えるが立ち入り禁止です。
下山は昨日歩いた大沼、その向こうには函館そして津軽海峡の眺望。
あっという間に6合目の登山口に着く。
明日登る「大千軒岳」の登山口を下見して「知内温泉」へ。
6月12日(月)
金山とキリシタン弾圧で知られる奥深い山「大千軒岳」
昨年の秋から松前新道コース、旧道コースが林道交通止めで、知内コースから山に入る。
知内川沿いの林道を6キロほどで登山口の駐車場に着く。
登山口を5時30分出発。ブナの樹林を1時間程歩くと広い河原に出る。
登山靴を脱ぎ、ビーチサンダルや裸足で川に入る。『冷た~い』頭までしびれる。
靴を脱いで川を渡ること3回。沢を石を飛びながら渡ること数回、緊張の連続。
途中十字架のある金山番所跡では無事を祈って手を合わせる。
沢渡りが終わると、千軒平まで急登。
千軒平まで来ると、今までの苦労も一瞬で飛んでしまった。見た事がない「シラネアオイ」の群生だ。それも満開!!言葉でも写真でも表せない。
日本一の群生を見たくて今の時期を選んできたが、想像をバ
ーンと超えたこの景観に、仲間も口をあんぐりと開けたまま。
千軒平には十字架もあり松前方面との分岐だ。ここからは数々の花咲く稜線歩きだが、あいにくガスがかかって景色は望めない。11時山頂に着く。
千軒岳の一等三角点
千間平に十字架
下山も厳しいので緊張を切らさないよう、声を掛け合い慎重に下山した。
昨日は日曜日で登山者が入ったようだが、今日は私達ともう一人いたが、もう下山したので、この山奥には私達だけなのだ。
それだけに駐車場に16時無事下山した時にはほっとした。10時間半の山行でした。
(記 きりゅう)