残雪の木曽駒ケ岳
H29.5.15~16
参加者 猪狩、清水
五月の連休明けに、8日、9日の1泊で常念岳に行こうと計画をしていましたが天候に恵まれず延期、1週間後の15日、16日に計画していましたが天候が良さそうなのは16日の1日だけという予報。結局行き先を木曽駒ケ岳に変更して15日の10時過ぎに車で鎌ヶ谷を出発しました。この日は生憎、中央自動車道の高井戸~八王子間が集中工事の為、関越から圏央道を抜け駒ヶ根ICを経由して目的の菅の台バスセンターに到着、バスでしらび平に出てロープウエイ駅に行くと雷と強風で運転を停止しているとの事。
しらび平ロープウエイ駅より
幸い40分ほど待つと運転再開のアナウンスがあり乗車、乗客は我々2人だけでホテル千畳敷に到着。ホテルでチェックインすると、今日の宿泊客は4人だけで、明日登山するのは我々と単独で来ている若者だけですとの事。もう一人はカメラマンで登山はしないとの事でした。その日は食事をして翌日の快晴を願って就寝。
千畳敷カール
翌日は5:30に起きると快晴の登山日和で食事をして6:30に出発し乗越浄土に向け歩き始めましたが雪は腐れ雪で踏ん張りがきかずに勾配がきつくなるとアイゼンの前爪を蹴りこんで登るので大変つかれました。
”むなつき八丁”を登る
やっとのことで”むなつき八丁”を登り切り、”乗越浄土”に立つと雄大で綺麗な景色に出会い疲れも一気に吹き飛びました。
乗越浄土の道標
乗越浄土より
乗越浄土より宝剣岳を望む
暫く休憩して中岳、そして駒ケ岳の山頂へ、到着。駒ケ岳の山頂からは360°の雄大な景色、目の前には木曽の御嶽山が良く見え反対側には富士山も頭を出していました。
山頂より木曽御嶽山を望む
山頂にて記念写真(1)(筆者です)
山頂にて記念写真(2)
駒ケ岳山頂の祠
(上下2枚)雄大な360°の展望
暫く景色を堪能し行動食を摂ったあと下山開始。来た道を引き返し始めると8:00のロープウエイで来た登山客が3組ほど登ってきました。スノーボードを担いだ若者のグループも登ってきました。
木曽駒の山頂からはスキーやスノボでも十分に滑降できる大ゲレンデのような斜面で勾配は急ですがギャップも障害物もなく一度滑ってみたいと思う斜面です。乗越浄土からは急斜面を慎重に歩き途中から尻制動で滑って下山。
千畳敷ホテルに11:20に到着。帰りはこぶしの湯に立ち寄り温泉にゆっくり浸かり帰宅しました。